カバン・袋物・帆布加工一式 一澤信三郎帆布

信三郎のええかげんな話

Date 2019.11.21

#101 ほんまにおおきに

ようも百回も続いたと思うたら、ほっこりしてしもうて、しばらく堪忍してほしいなあ・・・。
先日、うちの催事で初めて銀座の松屋に行ってきました。松屋さんは今年が創業150周年やそうで、いろんなイベントに力を入れてはるんです。150周年お目出度うございます。
12日が初日やったんで、おそるおそる覗きに行きました。びっくりしたんは、このポスターです。地下鉄の改札を出たら真っ先に私の下手な字が。
誰や、勝手にこんなもん作ったんは。
それ以外の7枚のポスターはなかなか見事で、うちの仕事の道具や使い古したかばんがアートになっていました。
会場には、朝からぎょうさんの人が来てくれはって、大賑わい。
私はこういう場所はどうも居心地が悪うて、つい逃げ出したくなるんです。そやけどお客様から握手を求められたり、写真に納まったりと、柄に合わんこともしてきました。
わざわざ足を運んでくれはった関東方面のお客様から、「かばんがたくさんあって嬉しかった。」とか、「やはり実物を見たいんで1年に一度は来てください。」など嬉しいお言葉をたくさんいただきました。社員・職人が頑張って準備をしてきた甲斐があったと、ほっと安堵してます。

京に戻れば、いつの間にか錦繡の時節となっていました。疎水べりで朽葉色に変わった桜並木をぼーっと眺めたり、事務所の猫の額ほどの庭にある柿の小さな実や、千変万化の色葉にじっと見入る自分が居ます。歳のかげんですかなあ。
ほんまにおおきに。