カバン・袋物・帆布加工一式 一澤信三郎帆布

信三郎のええかげんな話

Date 2016.03.22

#51 美山の八百屋はん

毎週月曜日に、八百屋の兄ちゃんが、京の北部の茅葺の集落で知られている美山の農家から野菜を仕入れ、軽トラックに山盛り積み込んでやってきます。
その季節にできる野菜やから、今やったら、白菜や蕪、大根、菊菜、ニンジン、菜の花、ホウレンソウ、ヨモギ・・・、今日は土筆がぎょうさんありました。どれも採れたてで瑞々しく、滋味のある野菜ばかりです。八百屋の兄ちゃんが来た日は、うちのひとがえらい張り切って、いろんな野菜料理が食卓に並びます。こんな蔬菜を食べてたら、胃袋が更生して、日ごろの不摂生が少し解消されるような気がします。この頃、歳のせいで、何でもええように解釈するようになったなあ。
美山の納豆や、豆腐や、あげ、それに卵かけご飯にしたら旨い、生みたての卵もあります。ついでに、農家の庭や畑に咲いている花や枝ものも、積んできてくれます。梅、桃、ネコヤナギ、菜の花、水仙・・・春の香りがいっぱいです。

京都の有名な料理屋さんもお得意さんらしい。美山の野菜は素材に力があって、新鮮なものは、あんまり手をかけんでも旨いんです。
これからは、山菜の季節。タラの芽や蕨、コシアブラも楽しみやなー。そやけど、禅宗の坊さんも、“たまには肉を喰わんと、体力、気力が涌かんなあ、長生きできんなあ” と言うてますけどな。